一発ポン太は、サージアップ代表である福永の ただの、悪ふざけから、生まれました。
当時、リッツ線の端末絶縁破壊処理に悩まされおり、 ヒュージングなるものがこの世にあることに衝撃を受け、 直ちに、ヒュージングマシンの購入計画を検討したが、 高価であるため、購入の稟議が通りませんでした。
では、作っちゃえ! ってことで、構造を理解した福永は、 知り合いの板金屋さんや、溶接機屋さんで、 味見実験を行い、できそうなことを確認し、 中古のスポット溶接機を入手し、 溶接チップの自主開発をすすめ、 リッツ線の端末処理ができる装置を製作した。
なんと、 これまで、2時間以上かかっていた端末処理作業を 10秒でできることになった。
これって、 めっちゃもうかる。って笑いが止まらんやつです。 なので、してやったりな顔になっちゃってます。
こんなにすごい、このマシンに名前が必要である。 一発でポン!って、できるので、 命名!「一発ポン太」
サージアップで設計製作するIH加熱コイルの材料は、 高周波電流の通電能力に優れるリッツ線を使用しています。
このリッツ線は、細い単線に絶縁コートした銅線を200本程度撚ったもので、 すべての銅線を端末部を絶縁破壊させて、通電させる必要があります。
1本づつ、ライターで炙って、表面を炭化させて、ヤスリで磨いて、、、 って、作業に時間がかかるのは、わかりますよね。
コイル開発も行っているので、コイル開発は、何種類ものコイルを製作して、 その中から、ベストマッチしたものを選ぶような作業となりますので、 この末端処理の時間が無くなることで、何回でもやり直すことができ、 良いIH加熱コイルを作ることができます。
僕らにとっては、マザーマシンです。